イエローダイヤモンドの神秘
宝石が歓びをもたらすものだとしたら、イエローダイヤモンドは、歓びや幸福感を与える無類の存在です。19世紀後半までは、ごくわずかしか発掘されることのなかったイエローダイヤモンドですが、今日では、多くの人が憧れる大変人気の高い宝石の一つとなりました。いち早く、この宝石の美しい黄金色の煌めきにスポットを当てたのが、グラフの創業者ローレンス・グラフです。
革新的なカッティング技術により、イエローダイヤモンドのカラーは最大限に引き出され、数多くの比類なきイエローダイヤモンドがグラフから誕生しました。科学的な見地からその美しいカラーを説明すると、ホワイトダイヤモンドとイエローダイヤモンドを隔てたのは、窒素の存在でした。GIA(米国宝石学会)が定めるD~Zのダイヤモンドのカラーグレードにおいて、イエローダイヤモンドは、カラーグレードのZ以降に「ファンシー」と名の付くグレーディングが始まっており、非常に幅広い色彩と豊かな魅力を誇っています。
中でも「ファンシーライトイエロー」から、色と彩度の完璧なバランスを有する最上級の「ファンシービビッドイエロー」に至るまでに4つのグレードがあり、カラーグレードが上がるほど大変高く評価されます。ダイヤモンドのカラーを最大限に引き出す上で重要となるのがカッティング作業です。グラフでは、最低でも10年以上の経験を持つマスターカッターのみに任され、それはまさに、匠の技と言える高度な技術です。30億年ほど前から地球の奥深くで形成されてきた計り知れないほど希少なダイヤモンド原石は、今もなお大地の中で成長を続け、いつの日か発見される日が来るのをじっと待っているのです。
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繊細に煌めくものから荘厳な輝きを放つものまで、燦々と輝くイエローダイヤモンドをご紹介します。